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論文

核分裂片照射による酸化トリウム燃料核の格子定数変化に及ぼす結晶粒径の影響

鈴木 建次; 赤堀 光雄; 柴 是行

粉体および粉末冶金, 30(5), p.178 - 183, 1983/00

試料表面に置いた核分裂性物質(Al-U合金箔)から熱中性子照射により生じた核分裂片で結晶粒径の異なる酸化トリウムを反跳照射し、照射後の格子定数変化に及ぼす結晶粒径の影響を検討した。核分裂片照射量の増加に伴っていずれの試料とも格子定数の変化率は約1$$times$$10$$^{1}$$$$^{5}$$核分裂片・cm$$^{-}$$$$^{3}$$近傍から増加し、約5$$times$$10$$^{1}$$$$^{6}$$核分裂片・cm$$^{-}$$$$^{3}$$以上で飽和する。結晶粒径が4.0$$mu$$mから19.4$$mu$$mに増加するに伴って飽和値は約0.07%から約0.18%まで増加する。2段解析法に基づく飽和関数で格子定数変化の実測値を近似することにより格子欠陥濃度を検討した結果、これらの試料における飽和値の差異は酸化トリウム燃料核の結晶粒界が核分裂片照射により生じた格子欠陥の消滅源として働くことに起因するものと考えられる。照射後の等時焼鈍実験によれば、いずれの試料とも焼鈍温度の増加に伴って回復が始まり、その回復は400$$^{circ}$$C近傍から急激になり、完全に回復する温度は結晶粒径の小さいもの程低い。

論文

核分裂片照射による酸化トリウム燃料核の格子定数変化

鈴木 建次; 赤堀 光雄; 柴 是行

粉体および粉末治金, 29(5), p.187 - 190, 1982/00

Al-U合金箔から反跳した核分裂片でThO$$_{2}$$燃料核を照射するために、ゾル・ゲル法により製造した結晶粒径の異なるThO$$_{2}$$燃料核の半球状研磨面に合金箔を密着した状態でJRR-4において熱中性子照射した。マイクロX線回析装置を用いて照射前後及び等時焼鈍における試料の格子定数を測定した。核分裂照射量の増加に伴っていずれの試料とも格子定数の変化率は約1$$times$$10$$^{1}$$$$^{5}$$核分裂片・cm$$^{-}$$$$^{3}$$近傍から直線的に増加し、約1$$times$$10$$^{1}$$$$^{6}$$核分裂片・cm$$^{-}$$$$^{3}$$以上で飽和する。これらの傾向は極大値を有する二酸化ウランペレットよりむしろウランとトリウムの混合酸化物(Th$$_{0}$$$$_{.}$$$$_{9}$$$$_{3}$$7U$$_{0}$$$$_{.}$$$$_{0}$$$$_{6}$$$$_{3}$$O$$_{2}$$)と同じである。結晶粒径の小さい試料における飽和値と変化率曲線の勾配は結晶粒径の大きい試料よりも小さい。試料の格子定数は何れも焼鈍温度の増加に伴って減少し、その変化量は約400$$^{circ}$$Cから大きくなる。結晶粒径の小さい試料は約600$$^{circ}$$Cで完全に回復するけれども結晶粒径の大きい試料は最高加熱温度の1100$$^{circ}$$Cでも完全な回復は認められなかった。

報告書

AISI316およびAISI304ステンレス鋼のヨウ素蒸気による腐食

福田 健; 大森 俊造

JAERI-M 5946, 24 Pages, 1975/01

JAERI-M-5946.pdf:1.07MB

ヨウ素蒸気による腐食に伴うステンレス鋼試料の重量減少を温度500$$^{circ}$$C~1000$$^{circ}$$C、ヨウ素蒸気圧0.05~0.5mmHgの範囲で熱天秤を用いて測定した。腐食初期の重量減少速度は、700$$^{circ}$$C以下の温度で試料の溶体化処理や表面処理に大きく影響される。溶体化処理した試料の場合には誘導期間があるが、これは核分裂片照射、重イオン照射あるいは機械研磨により短縮または消失し、ある場合には腐食が加速された。腐食初期に続いて定常的重量減少領域が表われる。この領域の重量減少速度は、試料の諸処理にあまり依存しないこと、700$$^{circ}$$C以上ではほぼヨウ素蒸気圧に比例すること、AISI316鋼では約800$$^{circ}$$Cで、AISI304鋼では約750$$^{circ}$$Cで最大となること、また700$$^{circ}$$C以下ではAISI304鋼の場合の方がAISI316鋼の場合より大きいが、800$$^{circ}$$C以上では差がほとんどないことなどを見出した。700$$^{circ}$$C以下では試料表面に腐食生成物層が存在することを観察した。以上の結果に基づき、腐食過程について考察した。また、揮発した腐食生成物の、温度こう配管における析出挙動についても調べた。

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